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2007年09月18日
ブレスワーク - ホロトロピック Vol.2
★★★注意!★★★
ブレスワークは単独で行わないようにしてください!
必ず「ホロトロピック」に詳しい専門家(セラピスト)が開催しているワークショップに参加するようにしてください。
これから先、詳しくワークの状況を書きますが「ブレスワークはこうするんだよ」と指南する目的で書いているのではありません。
どのようなことがあっても一切責任を負いませんので、くれぐれも注意してください。
2007年9月16日(日)
ワークショップ2日目は、まず身体と心をほぐすためにヨガをしました。
エレン女史が中央で見本を見せ、それをわたしたちが真似るかたちで行います。
以前からずっと感心していたのですが、エレン女史は本当に身体が柔らかい!
ダンス・ムーヴメントにしても、動きがとてもしなやかで流れるように踊ります。
今回のヨガにしても、一連のポーズを流れるように続けていくエレン女史の動きが、これまたしなやか。
よくよく考えてみると、身体が硬いのは人間だけじゃないのかな。
犬や猫だって動きがしなやかですよね。
人間だって、心と身体の緊張を解放すれば、エレン女史のようにしなやかに動けるのかも知れません。
約1時間ほど身体と心をほぐしたあとは、いよいよブレスワーク2日目の始まりです。
各自がエアーマット・クッション・タオル・水などを準備して、おのおのが部屋のいたるところに配置します。
今回はもう説明も練習もありません。
全員の準備が終わったのを確認しだいスタートです。
先日わたしがシッターだったので、今回はブリーザーになります。
部屋の電気が消えると目隠しをしてマットに横たわります。
しばらくすると、大音響でアップテンポな音楽が鳴り始めます。
いよいよブレスワークのスタートです!
音楽のテンポに合わせて「ハッハッハッ・・・」と断続的な呼吸を続けます。
当初、断続的な呼吸が長続きするのだろうか?と疑問に思っていましたが、実際に始まってみると自然に断続的な呼吸が続いていくものなんですね。
やっている本人は、そんな疑問もとっくに消えてしまっていたことに後で気づきました。
ずっとずっと、音楽に合わせて呼吸をする。
シッターもわたしの呼吸に合わせて「ハッハッハッ・・・」と息づかいをします。
そんな時、ある異変に気づきました。
ダランと伸ばした両手が、時間と共に大きくなっていく感覚です。
それはまるでグローブをはめているかのようでした。
しかも、その手がどんどん膨らんでいき、手の中に水か空気が入ってきているようなパンパンに膨らんだ感覚です。
しばらくその感覚を味わっていましたが、なんとなく手を動かしたくなったので、ダランと伸ばした両手を天井に向けて挙げました。
それから少し経って、自分の息づかいの声がだんだん大きくなってきました。
そして、尾てい骨から背骨を伝って何かが上がってきたような感覚の後、わたしは大声で「あー!あー!おー!」と叫んでいました。
身体は小刻みに震え、全身から汗が吹き出しているのが分かります。
そして、目隠しした目に涙が溜まっていることにも気づきました。
そのときの感情は言葉では言い表せません。
あえて表現するならば、暑さと冷たさ、怒りと悲しみ、憎しみと絶望、そういったものが一気に飛び出してきた、そんな感じです。
そのような状態がどれぐらい続いたのか分かりませんが、しだいに両手の膨張感が消えていきました。
両手の膨張した感じが消えると少しずつ落ち着きを取り戻し、うとうとして知らないうちに眠りに落ちました。
このときは本当に気持ちよかったです。
赤ちゃんが泣いて母親を呼び、安心したらスヤスヤと眠る、そんな感じでしょうか。
後で知ったのですが、シッターもわたしの横で添い寝するように眠っていたそうです。

どれだけ眠ったのか、エレン女史に起こされて「具合はどう?違和感は残ってない?」と聞かれ、それに対して「いまはすっごく気持ちいいです!」と答えると、笑顔でうなずきながらセッションの終了を告げられました。
そのあとシッターと一緒に部屋の片隅に置いてある画用紙に曼陀羅を描きました。
その曼陀羅が左の写真です。
赤色と水色は、先にも書いたように暑さと冷たさ、怒りと悲しみといった感覚を表しています。
円の中はその感覚で満たされていて、それが2つに割れて内側から太陽のような暖かくて明るい光りが出てくる、そんなイメージを表現しています。
ところどころに黒い色が付着していますが、これは他の曼陀羅の絵と重ねてしまったために付着したものです。
ちなみにシッターが描いた曼陀羅はイチゴでした。
シッターいわく、その時のわたしの様子が、ベッドに残された赤ちゃんが体全身を使って泣き叫びながらお母さんを呼んでいるように見えたそうです。
シッターさんにとって幼い頃に唯一嬉しかったことが、親からもらったイチゴだったとか。
泣き叫んでいるわたしを見て、ついつい「イチゴをあげたい」と思ったそうです。
今回は本当に素晴らしい人とペアを組めて良かったなぁと思います。
わたしの体が熱くなったときは、かけていたタオルを外したり、逆に体が冷えてきたときはタオルをかけてくれたり、汗をふきとってくれたり、ずっとずっとわたしの呼吸に合わせてくれたりと、本当に良くやってくれました。
そのおかげで、わたしも安心して感情を出せたのだと言っても過言ではありません。
全員のセッションが終わったら、先日と同様にサークルを作って曼陀羅のシェアリングをします。
各自がワークで感じたこと、味わったこと、体験したことを順番に話します。
それを聞いてつくづく思ったのは、人によっていろんな経験を重ねて今に至っているということ。
同じ人生を生きている人なんていない。
人それぞれに違う苦しみや辛さを体験しつつ今を生きているんだということです。
誰の人生がすごいとか、たいしたことないとか、人生を比較することの愚かさにあらためて気づきました。
ずっと以前からそのことは分かっていたつもりだったけど、今回の体験によって実感としてそれが分かりました。
苦しいのは自分だけじゃない。
辛いのは自分だけじゃない。
悲しいのは自分だけじゃない。
みんな一生懸命に生きてきたんだな、とそんな思いが心に充満しました。
理性のブレーキがいまだに強く残っているわたしでも、このような経験ができるとは夢にも思いませんでした。
エサレン研究所より来てくださったエレン・ワトソンさん。
アシスタントとして一緒に来日したバショーさん。
このワークショップを主催してくださった先生。
そして、ワークショップの準備に奔走したスタッフのみなさん。
ワークショップに参加した仲間たち。
それから、わたしとペアを組んでくれた最高のパートナー。
本当にありがとうございました!
こんな素晴らしい感動を与えてくださったみなさんに心から感謝します。
このワークショップの体験を機に、わたしを含めみんなが自分らしく堂々と人生を生きていけることを心の底から願っています。
また来年もこの場所で会いましょう!
その時は少しずつでも、光り輝いている姿が見られますように。
- by しんいち☆
- at 2007年09月18日 13:32
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